Q
日本の目指す再生可能エネルギーの割合は?

資源エネルギー庁によると、2017年時点で日本の発電電力量に占める再生可能エネルギーの比率は16%(水力を除くと8%)、約80%を化石燃料による発電に頼っている状況です。またエネルギー自給率は11.8%と、他のOECD諸国と比較して、再生エネルギーの比率、エネルギー自給率共に低い水準となっています。(エネルギーを考える 01 日本のエネルギー問題

2018年7月に経済産業省 資源エネルギー庁が発表した「第5次エネルギー基本計画」によると、2030年のエネルギーの姿を示した「エネルギーミックス」において、日本全体の電源における再生可能エネルギーの構成比率は22〜24%とされています。
計画では再生可能エネルギーを主力電源とすることを目指し、低コスト化、電力を電力系統に流す時に発生する「系統制約」の克服、不安定な太陽光発電などの出力をカバーするための「調整力」の確保に取り組むとしています。

また2050年に向けては、日本が掲げている「2050年カーボンニュートラル」という高い目標の達成に向けて「エネルギー転換」を図り、「脱炭素化」への挑戦を進めていくとしています。ただし、これに関しては具体的な比率はまだ示されていません。

一方、地域・企業レベルの動きに目を向けてみると、「ゼロカーボンシティ」と呼ばれる2050年にCO2を実質ゼロにすることを目指す旨を公表した地方自治体が増えていたり、「RE100(企業が自らの事業の使用電力を100%再エネで賄うことを目指す国際的なイニシアティブ)」への参加を表明する企業が増えていたりと、目標に向けた着実なアクションも広がりつつあります。